グラベルでの40cタイヤ
タイヤについて書いてみます🤔
シクロクロスと言うとおおよそ33c幅が主流です。
ただ、河川敷や公園レベルのシクロクロスに対してジープロードぐらいまでの範囲になる“グラベル”となると、シクロクロスシーンよりもスピード域が高くなるので33Cではリム打ちやサイドカットのリスクが激増します。
対策としては太さと厚さ。
グラベル系タイヤの幅はこんな感じ。
700cだと35c〜45c
650Bだと40c〜50c
個人的には、シクロクロスにグラベルタイヤをアッセンブルするなら40cが良いかなと思っています。
シクロクロス車はグラベル系フレームの中でも軽さを取り柄にできると思います。
「太いタイヤの重い感じを軽いフレームで中和できる」
と言う考え方もありますが、フレームの取り柄をギリギリ損なわず走破性と対リスクを取れる太さが40cだと思っています。
(今後、もっと太いタイヤが軽量になればこの考えは変わるかもしれません〜)
1番初めに使った40cは
MAXXISのRamblerとRavagerです。
▲ランブラー
▲ラベイジャー
細かいブロックが並んだライトなRamblerをフロントに。サイドブロックがゴツいタフなRavagerをリアに。
空気圧は1.8〜2.0が美味しい感じで、ちょっと荒れ気味のダブルトラックでもズバーっと走れますし、シングルトラックもそれなりにこなせます。
Ravagerのタイヤ重量がちょいあるので上りは少ししんどいし、太いタイヤはハンドリングがモタッとするのでその2点に理解が必要です。
しかし!
この2本の組み合わせはトレイル使いし始めたその日から
「これガンガンイケるやん!」
と言う感触でした。
エアボリュームがすごく増えるので33cよりもかなり余裕あり。
MAXXISのグラベルタイヤはサイド部分に補強が入っているのでリム打ちへの限界も高めに感じます。good!
今現在考えているSDA王滝100kmのグラベルカテでの出場。
MAXXISのタイヤなら問題なく走破できるだろう手応えを感じています💪
そして最近
を買いました
製品名には700の38cとありますが、ETRT表記には40-622とあるので40cと同格です🤔
空気圧を探ったところMAXXISと同じく1.8〜2.0で走れる感じ。
あと、細かいブロックが思った以上に効くみたいでコーナーやブレーキでは「意外に面が粘るな〜」と言うのも感じ。
合わせてギャップの受け方が優しくて安定して走れる印象🤔
ただし、、、
このギャップを受けた時の懐の狭さが厳しく思いました。
サイド部分に補強があるか無いかがMAXXISとの違い。
このグラベルキングはサイドに補強が無いので良く言えば“しなやか”だけれど、角を深く受けやすいのでリム打ちしやすかった🤔
シングルトラックでの根っこはまだしも、スピードが出せるガレ場が攻めきれない。
いつもの少しハードな林道をMAXXISと同じ感覚で下ると結構リム打ちしてパンクもしてしまいました🤔
グラベルキングには“Plus”シリーズもあるけど、トレッド下に対パンク層を追加した感じやしサイド剛性とサイド強度はそのまんまと思われ。
重量も430g→480gまで増えてしまう。
(MAXXISのランブラーは446g/本)
もう少し乗り込んで乗り方を確かめてみようと思います💪
他のタイヤとしてはコンチネンタルのグラベルタイヤが気になっています。
少し値段高いのですが、コンチネンタルは丈夫で有名なので良い予感がしています。
と言うわけで、それなりにダートを走れてロードテイストをギリギリ残せる太さは40cと言うことでご参考ください。