TUFOグラベルタイヤのその後
ロードライドにてとても感触が良かった
「TUFO グラベルチューブレス 40c」
Gravel speedero
と
Gravel thundero
ダートを走ってきました。
道にはなっているけれど、
石ゴロゴロで…
枝もバラバラと…
荒れたダート林道です。
結果 : 早々にリム打ちパンクで終了
圧は1.9barぐらい。
これはダートの上りで良いと感じた空気圧の上限値。
下りでリム打ちにどれだけ耐性があるかを試す時、僕は高めから落としていきます。
しかし、今回は下り始めて間なしの、やや荒れたエリアのリム打ちで一撃やられてしまいました。
トレッド側もリムエッジ側も5mm強カットしています…!
とりあえずチューブを入れて下山。
帰宅後、試しにパッチを貼ってみましたが
これはもう使えませんね。
リム打ちのキツさは、フックレスリムだった事も関係しているかもしれません。
推測の域を出ませんが、フックドリムの場合は、リムがやや丸みを帯びますが、フックレスリムはその形状から、リム打ちした時の当たりが比較的キツくなるような気がします。
ともあれ、期待値が高いTUFOグラベルチューブレスでしたが、リム打ち耐性がMAXXISのランブラーより遥かに弱いと感じたので、王滝での使用はナシとなりました。
やっぱりMAXXISのランブラーがダントツで優秀やなー
TUFOのグラベルタイヤ
TUFOのグラベルタイヤを少し前から使っています。
TUFO(トゥーフォ)はチューブラータイヤで名が通っているブランドらしい。
結構コアなブランドだけれども、真円度が高いとか、ブロックパターンが良いとかでロード〜シクロクロスでファンが居られるそうです🤔
そんなTUFOが販売しているグラベルタイヤは
・GRAVEL SPEEDERO
・GRAVEL THUNDERO
の2種類✌️
SPEEDERO(スピーデロ)は目が細かい転がり軽い系。
THUNDERO(サンデロ)は少しブロックが大きいグリップ系。
いずれも40cの太さで、価格は税別5,400円。
重量は約430g
中央TPI 375
側面TPI 210
SPEEDERO
THUNDERO
結果から書くとこのTUFOのグラベルタイヤはとても良い感触です。
僕個人がこれまで使用した40cの中でTopクラスです。
〜これまでに使用した40cタイヤ〜
・MAXXIS ランブラー
・MAXXIS ラベイジャー
・IRC BOKEN
・IRC BOKEN Doublecross
・Panaracer GRAVEL KING SK
(気に入ってる順)
僕がタイヤを評価する時には
・軽さ
・転がり感
・掛かり(グリップ&トラクション)
・衝撃吸収性
・耐パンク&耐リム打ち
・価格
これら6項目を気にします🤔
このTUFOグラベルタイヤは、
・軽さ良し!
・転がり感スムーズ!
・掛かり十分!
・吸収性良し!
・耐パンク性今のところok!
・価格ok!
と総合点高いです🤔
(個人評価)
POINT 1 太さ
まず40cという太さからドストライクです⚾️💥
個人的に40cの太さこそがバランス点だと思っています。
・ロードを走る転がりの軽さ
と
・荒れたグラベルに対応する太さ
この2点の妥協点が現状40cだと思います。
整地されたダートなら33cなどシクロタイヤでも行けますが、石がゴロゴロだったりガレガレなダート路面に対応できる太さは経験的に33cだと慎重にならざるを得ません。
かと言って45cを越えると重くなってロードや登りがしんどくなったり、ハンドリングがモッタリする。
それらの妥協点・バランス点と言えるのが40cだと思っています💁♀️
ロードを30km/hほどで走れて、ハードなグラベルやトレイルも楽しく走り抜けられる。
スピードグラベルには40cがおすすめです。
POINT 2 重量
430gは軽い。
40cの重量相場は400g後半です。
PanaracerのグラベルキングSKと言うタイヤが430gでダントツ最軽量でしたが、このTUFOもそれに並ぶ430g!
グラベルライドには強烈な斜度の上りがあったりするので、軽さは正義ですね🦸♂️
POINT 3 スムーズな転がり感
ブロックパターンではありますが、均一な輪郭なので転がり感がとてもスムーズです。
先述の軽さと相まってよく進む!
主に溝でグリップするので、面でへばり付く感じのグリップ感。
ダート上のトラクションはブロックパターンを持つタイヤ(MAXXISランブラー)に譲る感じですが、さほど不安な感じはしませんでした。
ブレーキ・トラクションも
今のところ十分掛かるように感じています。
ランブラー
唯一感じたネガティブとしては、リム幅との相性。
うち幅19mmのフックレスホイールに装着しているのですが、タイヤのショルダーがやや低いような感じでちょっと肩幅狭い感じになってます。
バイクを倒した時と、立ち漕ぎでバイクを振る時の挙動が変です。
ハンドルがスタンド下がる感じ🙄
もっと内幅広いリムにつけた方が良いかもしれませんね。25mm幅とか。
そうすれば、適度なラウンド形状になってそのような挙動は無くなりそう。
POINT 4 しなやかさと耐リム打ち性
相反するこの2点。
この2点のバランスについては、MAXXISのランブラーがとてもいい性能しています。
サイドに強度があるようで、タイヤが深く凹むインパクトを、ほんの少しですがダンピングしながら受ける感じです。
実際リムまでヒットしたとしても、強度があるようで穴が開くに至らない事が多々。
TUFOのタイヤも今のところランブラーに近いようないい感触です。
今はまだ、タイヤの評価に使っているいつもの林道が雪で埋まっているので、具体的な感触が確かめられるのは、もう少し暖かくなってからですけどね。
ちなみに、同じ軽さのPanaracerグラベルキングSKは耐リム打ち性が最悪でした。
何の吸収も無しに、石や岩の角がリムまで直撃してくる感じでヒヤヒヤします。
実際、リム内パンクも多発しました…
安くて軽くてグリップ感良いだけに勿体無い。
POINT 5 安い
最後に価格です。
TUFOグラベルタイヤは、40cタイヤの中で安い部類です。
MAXXIS ランブラー 6,300円
Pana グラベルキングSK 5,191円
IRC BOKEN 5,700円
TUFO グラベル 5,400円
(全て税別)
国内主要メーカーの中でも十分勝負できる対価設定です。
★まとめ
以上をまとめるとTUFOのグラベルタイヤは
軽い!スムーズ!しなやか!安い!
という事で、現状40c最強クラスのタイヤです。
暖かくなるシーズンを目の前にした今、グラベルのタイヤを検討されている方は是非チェックしてみてくださいね💁♀️
あ、そうそう。
僕は体重が66〜69kgぐらいなんですが、40cタイヤの空気圧は1.6〜2.0で使っています💁♀️
ご参考に。
チューブレスのエア漏れ
チューブレスレディって、時間経過のエア抜けがちょっと早いですよね。
1週間でぷにぷにになったり…
1日走る分には大丈夫だけど翌日には70%ぐらいになってたり、あるいはもっと抜けてたり。
ある程度使ってきて、チューブレスレディの気密性ってメーカーやモデルによって大きく差があったりすることがわかり、
はたまた「ライドが走り切れればいいでしょ」的なメーカー側の開き直りも感じたりして 笑
今では普通に感じています。
(ちょっと面倒ですけどね)
ただ、そんなチューブレスレディでも思うことがありまして
【泥を浴びたら気密性上がる説】
を僕は感じています。
僕はシクロクロスのタイヤに
Mitas/Rubenaと言うメーカーのタイヤを気に入って使っているのですが、これがまぁー抜ける抜ける。
ですが、トレイルや公園などで泥や土をタイヤが浴びた翌日はエアが全然抜けていないんです。
何か実験データがあるわけではなく、個人の経験に基づくだけの都市伝説的な話なんですが〜
チューブレスレディに使う気密補助剤「シーラント液」
これも結局は隙間を物理的に塞いでいるという事らしく、泥や土の細かな粒子がシーラント効果を助けているのかな?と僕は思っています。
もし、オフロードタイヤの自然エア抜けに困ってる方がいらっしゃいましたら、一度タイヤ(特に側面)に泥を塗りたくってみてはいかがでしょうか〜笑
ヴィプロス「グゥーキンα」が微妙だった件
ヴィプロス社の「グゥーキンα」🥒
と言うクリーナーを教えてもらったので試してみました。
1リットルで1,760円。
「油性の溶解力と水性の分解力」
「塗って擦って水で流すだけ」
と言う謳い文句。
「塗って擦って流すだけ」
のクリーナーはすでに超性能の
「MOSTゲルディグリーザー」
を使っているのですが、
「グゥーキンα」をネットで検索すると…
「めっちゃ綺麗になった!✨」
「めっちゃ簡単!」
「今までのクリーナーが嘘みたい!」
「これは本当にいい!」
と言ったレビューがバンバン出てきて否定的なコメントは全くと言っていいほど見当たりません。
もしこのグゥーキンαがそれに匹敵…あるいは凌駕するシロモノである場合は、とてもコストに優れるので「ぜひ試してみよう!」と即ポチして使ってみました!
…のですが
んー
んんー?
どうやっても流れきらない。
砂利や黒汚れは流れ去るのですが、キラッと輝くはずのパーツが水でいくら流しても全体が白くくすんでいます。
What !?
多分このグゥーキンαはフィルタークリーナー的なものが原料で、そこに乳化剤を足すことで水でしっかり流せるようにしたと言う事なんですが、水で流しても金属表面に何かが残ります。
↓摩耗によりキラッと輝いているはずの丸いローラーが輝いていない…
たぶん乳化した成分じゃないかと思うのですが、本来洗浄後にキラッと輝くはずのスプロケやチェーンのローラーも白っぽくくすんでいます。
「仕上げは水で流すだけ」
それは即ち水で流せると言う事になるはずなんですが、こうも残られては流せたとは思えません。
たぶん、ネットレビューのほとんどはこの状態を「綺麗になった」と認識していらっしゃるのだと思います。
※金属の輝きを発するほどの洗浄に成功した方も居られたようですので、ここは僕ももっと研究…!
そう、チェーンに速乾ジェットパーツクリーナーを使った時みたいな中途半端な仕上がりです。
「中性洗剤使わへんしちゃうか?」
とも思ったんですが、「水で流せる」と聞いたからこのグゥーキンα使ったんやし、中性洗剤使うならもうフィルタークリーナーやWAKOsのパーツディグリーザーでokな話。
ちなみに僕は今MOSTのゲルディグリーザーという物を使っているのですが、これは油汚れを完璧に水で流しきれます。
僕だけじゃなくて勧めて使ってもらった方全員が認める洗浄力です。
▼グゥーキンαで洗った直後のチェーン
▼MOSTゲルディグで洗った直後のチェーン
そう、このMOSTゲルディグリーザーの性能を知っていたからこんな評価になってしまったんです。
教えてくださったことにはもちろん感謝しています。ですが、ワコーズ推奨の水無し洗浄を習熟し、それなりに一通りのクリーナーを使って一般の人よりは多くのバイクを洗浄してきた僕の正直な感想です。
一応僕じゃない人にもグゥーキンαを使ってもらったりして
「あーやっぱり白残りするかー」
と確認はしているのですが、まだ僕のやり方に何か不足があるのかもしれないので、もうしばらく試行錯誤してみるつもりではいます。
このブログを読んだ方はグゥーキンαじゃなくて、MOSTゲルディグリーザーを使ってみてくださいね〜
これは本当に「塗って擦って水で流すだけ」です。
ウルフトゥース チェーンルブ
ウルフトゥースのチェーンルブを買い試してみました。
Wolf tooth
WT-1 チェーンルブ
2oz ¥2,400-
ウルフトゥースはバイクパーツブランドとしてオフロード界隈で有名です。
シングル用チェーンリングやチェーン落ち防止パーツ(チェーンデバイス)が人気です。
そんなウルフトゥースのチェーンルブですから、オフロードライダーとしてはとても気になるのです!
ルブは青色!
チェーンが青くなりますw
ちゃんと馴染んでるかわかるので助かりますね。
塗った感触からすると、ウェット系に思います。
走ってきました!
河川敷のダート30kmと!
公園ぐるぐる1時間です💪
まず思ったのが、
「そんなに砂利が付着しない気がする」
砂利や土をしっかりブリブリ走ったつもりなんですが、チェーンへの砂利の付着が他のウェット系ルブと比べて少ない感じがしました。
あと、黒ずみもありません🤔
そして、製品特徴にある
「拭き取りで綺麗になるクリーン性」
めっちゃ綺麗になります!✨
表面しか拭けないですから、内部にじゃりっとした感じは残りますが、とても綺麗になります。
640kmの耐久性と合わせて考えると、拭き取りだけでしばらく状態維持できるのは楽でいいですね!
ペダリングの感触はかなりマイルドになる部類だと思います。
きつい勾配でのダンシングでも違った固さの感触はでず、しっかり負荷を受け止めてるように思います。
駆動音も静かです🤫
ここまでの時点ではかなり好感触です。
高価なのがネックですが、先述のことからレギュラー使用もokですし、ステージレースや連休での連日ダートライドにも最高だと思います。
汚れにくくて、拭き取りでけっこう綺麗になるってのが良いですよね〜
あとはもう少し使ってみて、長時間のダート走行での耐久性を確かめて見たいと思います。
グラベルでの40cタイヤ
タイヤについて書いてみます🤔
シクロクロスと言うとおおよそ33c幅が主流です。
ただ、河川敷や公園レベルのシクロクロスに対してジープロードぐらいまでの範囲になる“グラベル”となると、シクロクロスシーンよりもスピード域が高くなるので33Cではリム打ちやサイドカットのリスクが激増します。
対策としては太さと厚さ。
グラベル系タイヤの幅はこんな感じ。
700cだと35c〜45c
650Bだと40c〜50c
個人的には、シクロクロスにグラベルタイヤをアッセンブルするなら40cが良いかなと思っています。
シクロクロス車はグラベル系フレームの中でも軽さを取り柄にできると思います。
「太いタイヤの重い感じを軽いフレームで中和できる」
と言う考え方もありますが、フレームの取り柄をギリギリ損なわず走破性と対リスクを取れる太さが40cだと思っています。
(今後、もっと太いタイヤが軽量になればこの考えは変わるかもしれません〜)
1番初めに使った40cは
MAXXISのRamblerとRavagerです。
▲ランブラー
▲ラベイジャー
細かいブロックが並んだライトなRamblerをフロントに。サイドブロックがゴツいタフなRavagerをリアに。
空気圧は1.8〜2.0が美味しい感じで、ちょっと荒れ気味のダブルトラックでもズバーっと走れますし、シングルトラックもそれなりにこなせます。
Ravagerのタイヤ重量がちょいあるので上りは少ししんどいし、太いタイヤはハンドリングがモタッとするのでその2点に理解が必要です。
しかし!
この2本の組み合わせはトレイル使いし始めたその日から
「これガンガンイケるやん!」
と言う感触でした。
エアボリュームがすごく増えるので33cよりもかなり余裕あり。
MAXXISのグラベルタイヤはサイド部分に補強が入っているのでリム打ちへの限界も高めに感じます。good!
今現在考えているSDA王滝100kmのグラベルカテでの出場。
MAXXISのタイヤなら問題なく走破できるだろう手応えを感じています💪
そして最近
を買いました
製品名には700の38cとありますが、ETRT表記には40-622とあるので40cと同格です🤔
空気圧を探ったところMAXXISと同じく1.8〜2.0で走れる感じ。
あと、細かいブロックが思った以上に効くみたいでコーナーやブレーキでは「意外に面が粘るな〜」と言うのも感じ。
合わせてギャップの受け方が優しくて安定して走れる印象🤔
ただし、、、
このギャップを受けた時の懐の狭さが厳しく思いました。
サイド部分に補強があるか無いかがMAXXISとの違い。
このグラベルキングはサイドに補強が無いので良く言えば“しなやか”だけれど、角を深く受けやすいのでリム打ちしやすかった🤔
シングルトラックでの根っこはまだしも、スピードが出せるガレ場が攻めきれない。
いつもの少しハードな林道をMAXXISと同じ感覚で下ると結構リム打ちしてパンクもしてしまいました🤔
グラベルキングには“Plus”シリーズもあるけど、トレッド下に対パンク層を追加した感じやしサイド剛性とサイド強度はそのまんまと思われ。
重量も430g→480gまで増えてしまう。
(MAXXISのランブラーは446g/本)
もう少し乗り込んで乗り方を確かめてみようと思います💪
他のタイヤとしてはコンチネンタルのグラベルタイヤが気になっています。
少し値段高いのですが、コンチネンタルは丈夫で有名なので良い予感がしています。
と言うわけで、それなりにダートを走れてロードテイストをギリギリ残せる太さは40cと言うことでご参考ください。
途中峠タイム測定
体が重かった昨日に対して
今日はかなり回復してる感じでした🌈
昨日予定していた途中峠へライドする事に💪
途中峠は京都市街地から北東に伸びる少し長めの峠。
滋賀や福井への街道として古くから使われているようです。
途中に信号が5つぐらいあるのでタイムアタックするには条件が整いにくいのですが、目安タイムは30分。
今回の目標は30分以内。
挑む機材はシクロクロスのTCXです。
ロードタイヤを付けた仕様で。
4月末ごろに同バイク走ったタイムは33分でした。ロードバイクでの単独自己ベストが27分台。
結果は29′48でギリギリ30分切れました🎉
信号ストップは3回
後半タレっタレだったのと、斜度がかかるところでしっかりと踏めなかったのがこれからの伸びしろ。
これは上り坂走り込むしかないな〜
ちなみにこの途中峠は途中で大原という名所を通ります。
田園風景がとても綺麗でオススメです💁♀️
川も綺麗🎐
帰路は大原の景色に癒されながらアイスコーヒーを嗜んで帰りました。
よーし
27分台目指すぞー💪